
リップグロス、フェイスパウダー、日焼け止め兼下地です。
どれもちゃんと使えるものができました。
以下、それぞれについての苦労話を
*グロス
リップの色材というのは、酸化鉄とマイカ(雲母)が基本。
酸化鉄の色味は赤・黄・茶のような限られたものしかないのですが、マイカにはパールやラメ、それ以外にも、たとえばピンクならチェリーピンクとかピーチピンクとかアプリコットピンクとかベビーピンクとか・・・それこそ市販のリップに負けないような、数え切れないほどのカラフルで可愛い色が揃っています。
なので私も最初は酸化鉄の赤(とりあえず)と、マイカのパール&アプリコットピンクを試してみたのですが、見事にかぶれ、膿んで大変なことになりました。
もともと市販リップのパールが合わないように思っていたので、買ったショップに問い合わせてみたところ、やはりマイカのパールは市販リップのパールと同じものだというお答え。パールがだめなのかマイカそのものがだめなのか、それともそれ以外の基材が合わなかったのかわかりませんが、とにかく使用を中止、やっぱり最初は慣れたものから始めなくてはという結論を出しました。まあ、当たり前なんですけど。
なので、しばらくは、前の日記に書いたリップクリーム兼のクリームに酸化鉄(これは大丈夫)を混ぜて使っていたのですが、酸化鉄というのは同じ赤といってもショップによっていろんな赤があるようで、私の買った赤はかなり黄味寄りのテラコッタ、いわゆるかぼちゃの煮物色ってやつで、あんまり気に入ってはいませんでした。これしかないから仕方なくという。
そんなわけで、早々に違う色材を入手しようと、今度は鉱物ではなく植物であるビーツのパウダーを買ってみました。
紅花とかほかにもあったんですが、私はキク科が合わないことが多く、しかも花ではないビーツなら安全だろうとこれをセレクト。大根もかぶも食べれるし。
酸化鉄と同様に、最初クリームに混ぜてみたのですが、だまがあって混ざらない。乳鉢ですりすりしても小さくなるだけで混ざらない。どうしようかと一瞬途方にくれたのですが、加熱したらどうだろうと、ビーツクリームをレンジにかけてみたところ
混ざった!!!
そこからはあっという間。30分後には画像のビーツグロスが完成していたのでした。
ただしさすがに砂糖大根。甘くておいしいのはいいのですが、多少の砂糖ついてるぞ感があるように思います。ちょっと拭きたくなるような。とはいえかぶれたり変な刺激があるわけではないし、なんといっても色が可愛く使いやすいので重宝しています。
見た目はかなり濃いですが、つけるとナチュラルピンクになります。逆にたくさん入れないと色づきません。
*フェイスパウダー
これは混ぜるだけなのですが、見た目の色と肌にのせたときの色が違うので、悩みながら作りました。
そもそも最初にすべての粉(粉だけでできている)をジッパー袋に入れて「混ぜてりゃできる」と思ったのが大間違い。もちろんパウダーとして使うだけならいいのでしょうが、これに化粧水を加えて水おしろい、オイルを加えてリキッドファンデとバリエーションをつけるためにはちゃんとしたパウダーファンデにしておく必要があるのです
。
「できた♪」と思って洗面所で手のひらに取り、化粧水とブレンドするとたちまち濃いオレンジ色と黄色のマーブルが現れる。「塗ってしまえばおんなじじゃん」と顔にのばすとみるみる大きなマーブルに(当たり前)。
もっと白を混ぜなきゃだめかとコーンスターチを何度も混ぜては洗面所と往復しているうちに、どんどん増量されていきます。何年かかって使うねん。
スターチがきれそうになったところでふと思いつき、一部を乳鉢に取ってすりすりし、そこにスターチを混ぜてすりすりし、適量のパウダーを作ることができました。残りは濃縮パウダーとしてジッパー袋に保存してあります。何年かかって・・・
素材の性質をよく理解しないまま始めてしまったのが失敗の原因でした。
最初に色材だけをよーーーくすりすりして、そこに少しずつスターチを入れればよかった。
何年先になるかわかりませんが、次回はそのようにして作ろうと思います。
*日焼け止め兼下地
モコモコさんのレシピのまんまで作成。リンク先右下の「手づくり日焼け止めクリーム」です。
これは大変でした。本当に大変。
モコモコさんのページに「初心者向けのレシピではない」とあり、ハードル高いことは承知の上でのだめもとトライでしたが、それでもちゃんとしたものができました!もうもうもう、うれしかった~~~
やっとこれで化粧ができる!
ほかのものと違い、アレンジをきかせることができないので(上級者ならできるだろうけど)、たくさんの材料を複数のショップを使ってすべて揃え、ふわふわカプチーノも入手して、万全の体制で臨みました。
基本は乳液。水と油を乳化剤を使って乳液にします。
作業のほとんどは油に水を少し加えては混ぜ、また加えては混ぜというもので、モコモコさんレシピには「1度水を入れたら5分混ぜる。それを何度も繰り返し、1時間くらいかかるけどがんばって~」のようにあったのですが、実際は1度水を入れてクリームにするまで20分ほどかかり、トータル3時間という大作になってしまいました。
しかも全部で100mlくらいありそうな材料量だったのが、なぜか詰めると30ml容器半分ほどしかなくなってる。そんなに飛ばしたつもりはなかったのですが、きっと飛ばしたんでしょう・・・。
苦労のわりに少なくなってちょっとがっかりしましたが、実際使う量は2mm×1cmくらいのもんなので、毎日使っても結構長持ちしそうです。私は毎日は使わないのでもっともちそうだけど、手づくりなので本当は早く使い切ってしまったほうがよいのですよね。だけどあの3時間を思うと化粧水のように贅沢には使えない・・・。
長くなりましたが、下に本を紹介しておきます。
内容はほぼ同じですが、コスメに決まったレシピはないようで、本が2冊あればレシピも2倍で、両方買ってよかったですよ。
自然素材で手づくり!メイク&基礎化粧品―自然のめぐみをからだにもらおう 中村純子著
カラリングコスメを手作りしよう!―カラフルなメイクアップ化粧品をキッチンで自由自在に 福島 麻紀子著
Recent Comments