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Thursday, May 09, 2013

虫の季節です。


ガーデナーのみなさん、日々忙しくなってきましたね。
特にロザリアンはこの時季虫と格闘です。
いまさらですが、虫チェックのコツをおさらいしてみます。


バラにつく虫といえば、アブラムシ、イモムシ類、ハモグリバエ、ゾウムシくらいでしょうか。ハキリバチや、花が咲くとハナバチも来ますが、あのへんはまあ防除するのも難しいし、花をだめにするわけでもないので私はあきらめることにしています。


まずアブラムシですが、全草につくわけではありません。
柔らかくておいしい若い葉や花芽にしかつきません。
「まずいもの食べるくらいならおなかすいてるほうがまし」とか「きれいだけどアクリル入ってるならいらなーい」とか、まるで誰かさんみたいですが(ごめんなさい)、まあそういうわけで、数のわりにはチェックはさほど大変ではありません。先っぽ見ればいいだけです。葉っぱは裏も見てくださいね。
あと、アリがうろついているようであれば、アブラムシもいる可能性が高いです。

防除法はいろいろあるけど、やっぱり私はテデトール。
うっかり落とすと這い上がってくるので、できるだけ取りこぼしのないように注意しながらやっつけます。(まあ拾えばいいですけど)
大切なのは早期発見。最初にどこからかやってくる大きな羽根アブラをこまめに退治することです。見逃すと爆発的に増えるので、苦手な方は特に気をつけてチェックしたほうがいいと思います。「見るのもさわるのもいやー!」ってなってからではきっとつらいと思います。

ちなみにアブラムシには天敵がいて、よく知られたテントウムシ以外にも、ヒラタアブという可愛らしい味方がいるのですが、この子はちっちゃいハチみたいなので追い払ったりしないよう注意してくださいね。刺したりしませんし。
画像があればいいのですが、小さくて動いて撮れなかったので、知りたい人は調べてください。
小さなハチのような、ホバリングする虫です。アブラムシを食べるのは幼虫なので、幼虫のほうもチェックしましょう。

過去記事に幼虫画像ありました。(そんなにグロくないと思う)

テントウムシも、アブラムシを食べるのは幼虫なので、そのへんの草っぱらから子供に捕ってきてもらうといいですよね。今度頼んでみよう。
当然ですが、うまく幼虫を確保できたら周りのエサは残しておいてあげてくださいね。


次にイモムシです。
イモムシといえばヨトウムシでしょうか。でもうちではあんまり見かけないのでよくわかりません。
うちに多いのはなんといってもチュウレンジハバチ!これは本当にいや!きらい!
だけどこれも小さいうちに発見すればたいした被害はありません。大きくなったら厄介なので、日々の巡回は欠かせません。

チュウレンジハバチは、まずバラの茎に卵を産みつけます。それが孵ると集団で1枚の葉っぱに移動して縁からかじっていくので、葉の不自然なぎざぎざから容易に発見できます。(だいたい頭が見えてます。)
小さいうちならテデトールできるのですが、小さいのもいやだわって人でも葉っぱごとちぎってポイしてしまえば簡単に退治できます。育ってばらばらに旅立つ前に、なにがなんでも撲滅してしまいましょう。

大きくなったチュウレンジは可愛くもなんともないただのオェ~なイモムシです。どこに移動してどれくらい食べるのかはよくわかりません。大きいのは結構移動するので、被害はあっても居場所はなかなか特定できないのです。ほかのイモムシも同じです。手掛かりは糞くらいです。糞や食害を見つけたら、葉の裏や茎や枝までくまなく探してみてください。擬態する虫もいるので、よ~く見てくださいね。ナナフシとか面白いですよね。
防除法は、もうテデトール無理なので、葉っぱをかぶせてフンヅケールか、大きいものならスコップですくって鳥の目につきそうな場所にポイです・・・(所詮私も普通の女の子)。

できれば親が産卵する前に退治してしまうのがベストなのですが、飛んで来てまた去ってしまう虫なので、完全に産卵を防ぐのは難しいです。
それでも庭にいるのを見かけたらできるだけこまめに退治するようにしています。
私は飛んでるのを手ではたき落してフンヅケールしています。産卵中のも手で捕って踏みますが、産卵管が思ったより深く入り込んでいるのか、なかなか離れてくれなくてグロいことになったりするので、そのへんは工夫してください。私もいろいろ試してみます。


ゾウムシです。
ゾウムシはチュウレンジ以上にだいっきらいな虫です。幼虫はどんぐりからよく出てきますが(たぶん違う種類でしょうけど。バラにつくのはバラゾウムシです)、バラに被害を与えるのは親です。
とても小さくて気付きにくい虫なのですが、よく見ると鼻が長くて見た目はとても可愛いです。仲良くできればうれしいけれど、こんなに腹の立つ虫はほかにいないので一生無理だと思います。

ゾウムシが何をするかというと、せっかくついたバラの蕾に卵を産みつけ、その花首に針を刺して蕾をだめにしてしまうの!!!

そういうわけで、ゾウムシだけは見かけたら何をおいてもやっつけなければいけないのですが、これが結構動きが速いのと、うっかりするとぽろりと地面に落ちてしまい、そうなると見つけることはできないので、慣れないとちょっと難しいかもしれません。
コツは、必ず片手を受け皿にして捕まえること。飛んで行ったりはしないので、一度手のひらに落ちれば簡単です。ひねりつぶしても体液が出たりしないので、虫が苦手な人でもこれならやれるんではないでしょうか。小さな砂のかたまりをぱらぱらにするくらいの感触です。

なんかおかしいなと思った蕾にはゾウムシの卵が入っている可能性大なので、地面に落ちてしまう前に回収してごみに出してしまいましょう。じゃないと増えます。


ハモグリバエ。
葉っぱの中に潜っています。一目瞭然。よく見ると幼虫の姿も見えます。押しつぶせばおっけーです。
そんなことできないし葉っぱの模様なんて気にならないわって人は放置してもいいと思います。被害は模様だけなので。
葉っぱ食べるわけじゃないですしね。


ひととおり、こんなところでしょうか。

うちではアブラムシは見回りの成果か少ないのですが、今年はゾウムシが多いみたいで、まだ一輪も咲いていないというのに花芽がどんどん落ちてしまって悲しい春です。
何年も待ってようやく花芽のついたバラもあったのにーーー!!!


画像はバラの葉裏に巣作りを始めたアシナガバチ。
アシナガはイモムシ類を減らしてくれるたいへんありがたい味方なのですが、さすがにここに巣を作られると手入れができないのと、人が通る場所なので撤去しました。
夜お帰りになったらどけようと思っていたらお泊りされてしまったので、やむを得ずキンチョール。ごめんなさい。


130505bee


供養になれば。


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